住宅ローン控除はどんなものなのか
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
住宅ローン控除とはどんなもの?
住宅ローン控除は日本の景気回復のために実施されているもので、住宅ローンを借りると10年の間年末のローン残高の金額の1%が所得から控除されて確定申告をすると還付金となって戻ってくる制度です。
ちょっと難しいかもしれませんが住宅ローンを組んで条件をクリアすれば確定申告後にある程度の金額が戻ってくるということから住宅を購入しようとしている方からは注目されています。
簡単には年末の時点で残っている住宅ローンの金額に応じて一定額が所得税から控除されるというもので、サラリーマンなどの会社勤めをしている方は納めすぎた分の税金が確定申告をすることで取り戻せるものです。
その控除期間は最大で10年、2019年6月までに購入して入居した人の場合だと各年最大で40万円、10年間で計算すると最大400万円もの所得税がもどってくる計算になります。
ここまでの内容だと10年間で400万円がとても魅力的にみえますが購入する住宅の仕様や借入金額によっては条件が違ってくるものです。
住宅ローン控除は条件によって違う
住宅ローン控除は確かに一般的な住宅なら1年に最大で40万円戻る計算ですが、認定長期優良住宅である場合や、認定低炭素住宅の場合は1年で最大50万円までの控除額になります。
当然10年間で考えれば500万円が最大金額になるという大きな違いもあるのでどんな住宅を購入するのかはしっかりと考えておかなければなりません。
さらに住宅ローンの年末の時点での残高によって変動していきますのでその点にも注意が必要です。
年末のローン残高が4000万円以上なら最大40万円、3000万円なら30万円といったように変化していきますので、上限はチェックしておく必要があります。
年収の金額によっても控除金額は変わってきますので一概に同じ金額の家を購入したからといって同じ金額の控除が受けられるとは限りません。
適用されるかどうかの基準もあるのでそれらを考えるとすべての人が該当するとは限りません。