光触媒外壁の特徴とは?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
光触媒外壁の特徴とは?
光触媒外壁は太陽の光で汚れを分解したり、汚れを浮かせることで自然の雨や水で洗い流す効果を期待できるもので、次世代塗料として期待されているものです。
簡単に言えば太陽光を使って汚れが落ちやすい状態にしておき自然の雨で洗い流してもらいますよというものです。
塗料によってはこの機能のほかに空気を正常化するものもあります。
この技術はTOTOが開発したもので別の言い方をするとハイドロテクトということがあります。
ハイドロテクトはテレビCMなどでも見聞きしたことがあると思いますが環境に優しい技術として知られています。
光触媒外壁のメリットはとにかく汚れが付きにくくて自然の力で落としやすい状態にしてくれることです。
自動お掃除性能といっても良いものでカビや藻などの発生も軽減させるので結果的に汚れの原因そのものが少なくなります。
耐用年数も現状では最高クラスでおよそ20年ほどを誇っています。
その他に空気清浄や臭い分解、遮熱効果もあり多少の費用はかかりますがエコ塗料といっても良いほどのメリットがあります。
光触媒外壁のデメリットとは?
光触媒外壁のデメリットは施工価格が高いことや職人の技術によって性能に違いが生じる、錆びには効果がない、光が当たらないところには使えないなどが挙げられます。
光触媒外壁ですから太陽光があってこそのメリットなので、やはり太陽光がない部分には使えないものです。
さびには効果がないというは意外ですがやはり完璧を求めることは難しいということです。
また雨水が当たらないところは汚れが流れませんのでこちらも考えて塗ることが重要です。
職人さんの塗り方によっては性能差が生じることは他の塗料でもありますが、やはりそれだけ塗り方が重要なポイントになるものだといえます。
正しく塗布されるように現状では認定施工店のみの取り扱いとなっていてこの認定施工店ではない施工業者は違法となりますので確認しましょう。