増税後も消費税8%で外壁塗装は可能?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装工事の役割
新興の住宅街に行くと場所によっては海外の住宅街に行ったのかと思えるような洋風でモダンな建物が並んでいる街もたくさんあります。
昔の日本の家はモダンというよりは重厚感を感じるような建物が多い傾向ですがずいぶんとイメージは変わったように思います。
モダンになった住宅は外壁の色も木目調のブラウン系よりも透明感のあるホワイトカラーの外壁が多い傾向にあります。
ホワイト系の外壁は汚れや劣化が目立ちやすい難点があり塗り替えのリフォームを定期的に行う必要性が高くなっています。
外壁塗装は住宅の外観を美しく見せるために必要なものですが、見た目以上に大事な役割を担っています。
その大事な役割というのは住宅の外壁を自然のダメージから守ることで外壁塗装があるからこそ私たちは建物の中で安心して生活ができています。」
もし外壁に塗装が塗られていなければ外壁の素材は傷んでしまい屋内に雨漏りや隙間風などの問題を発生させることになります。
外壁塗装の劣化を発見したときは塗り替えリフォームが必要な理由もわかっていただけたと思います。
増税後も消費税8%で外壁塗装は可能?
外壁を定期的にリフォームするのは見た目よりも外壁そのものを守ることが目的と先述しました。
外壁の塗装は平均では約10年くらいで塗り替えのリフォームが重要になってきます。
しかし外壁塗装のリフォーム費用は安くはなく外壁と屋根すべてをリフォームするとスタンダードなシリコン塗装で30万円~45万円くらいの金額になります。
この工事費用に更に消費税が必要となりますが現在は増税により10%の消費税が加算されることとなります。
外壁塗装工事で増税後も8%にすることは可能かというと基本的にはすることはできません。
外壁塗装工事において消費税8%が適用されるのは2019年9月末に工事が完了していることと定められています。
つまり工事契約を増税前に交わしていても塗装工事の完了が10月1日以降であれば消費税10%が適用されます。
今後の工事では当分の間は消費税10%になりますが今後増税になった時も同じような形になることが想像されます。