外壁塗装、 見積り時にチェックするポイント
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装のリフォームを業者に依頼する時
自宅の外壁や屋根、塀などが年月の経過により劣化してしまった場合外壁塗装をリフォームすることで綺麗な状態に戻すことができます。
この場合、自分自身のDIYでリフォームすることも可能ですが時間もかかりますし、仕上がりには不安が残ります。
やはり外壁塗装の専門業者に依頼する方が費用は高くなりますが安心感があります。
専門業者であれば外壁の汚れの状態を的確にチェックし汚れ落としも高圧洗浄のみで大丈夫か専用の洗剤を使うバイオ洗浄が必要かを判断できます。
また外壁以外に塗料が付着したり汚れが残ったりしない為の養生等の前準備もきっちりと行ってもらえるというところもあります。
が、一部ではありますが正しい手順で作業を行わず高い作業料金だけを請求する業者もいますので業者から提出される見積書を事前にチェックしておく必要があります。
できれば1社で最初から決めてしまうのではなく何社かから見積書をもらい比較するのが良いでしょう。
外壁塗装、 見積り時にチェックするポイント
何社かから見積書をもらった時にどこを比較したらいいのかは素人にはなかなかわかりません。
外壁塗装の見積書の重要なチェックポイントについて紹介していきます。
・塗装は何回塗りの仕様になっているか。
外壁の塗装は一般的には下塗り・中塗り・上塗りの3回になっています。
プレハブなどの建物や一部の箇所には2回塗りのところもありますが基本的には3回なのでそうでない場合はお勧めできません。
・塗料のランクは均一になっているか
外壁・屋根など外装を全塗装する場合に塗装箇所によってランクが違っていると何年か経過した後に大きな問題が発生する可能性があります。
たとえば外壁は耐用年数10年のランクの塗料で屋根は5年程度のランクの塗料だったりすると屋根だけが先に劣化してしまい再度全塗装しなくてはなりません。
そのあたりも見積書を見るときに注視しておきましょう。
・前の塗膜を落とす手順が含まれているか
いくら新しい塗料で全塗装しても前の塗膜の上から塗るだけでは綺麗な仕上がりにはなりません。
錆びていたり塗装がはがれていた箇所は他の箇所よりも早く傷んでしまう可能性も高いのでここも確認しておきましょう。
この他に外装の面積と塗装面積が一致しているか、塗装の必要な箇所がすべて記載されているかなどは見積書をチェックするときに欠かさないようにしましょう。