外壁塗装の契約書で私達は、どこのポイントを確認するべきか?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装の契約書で私達は、どこのポイントを確認するべきか?
自宅で契約をするのはやめたほうがいい!
トラブルの原因になっているのが自宅での契約です。
高級塗料や巧みな営業トークに釣られて契約してしまってはいけません。
外壁塗装業者の素性をしっかり確認して、素性を知るには業者の事務所で契約することをオススメします。
ワンツー契約は駄目!外壁塗装の契約書で確認するべきポイント
ワンツー契約とは?
外壁塗装業界の業界用語ですが、見積もりを提出して、その場で契約までもっていく手法です。
こういったセールスをしてくる外壁塗装業者はリスクがあります。
見積もりを出して、その日に契約させるのは強引ですね。
慎重に検討する日数を提案してくれる外壁業者は信頼できるでしょう。
即日契約しようとする理由は、自社商品や提案に自信がないからです。
他の外壁塗装業者と比べられることに不安を持っているからです。
ワンツー契約だと思ったら、即決しないことです。
怪しい外壁塗装業者ですから、他の会社にも見積もりを依頼してみてください。
大幅な値引きがある外壁塗装の契約書は安心できるの?
悪質業者/悪徳業者で訪問販売する営業の典型的パターンです。
「今は特別キャンペーンをしていますから、今日契約してくれる人に限定して50万円の値引きができます」
こんな風に非常識な金額の値引きを持ち出してきます。
疑いを持たない高齢者などは、「50万円安くなるなら格安だ!」と思ってしまいます。
実際は値引き額もプラスした見積もりを設定しているだけ。
費用明細をキチンと書かれているかどうかも確認しましょう。
どういった塗料を使うのか、商品名を書いていないところは怪しいです。
あとは、工事一式となっている場合です。
念のために消費税が含まれているのかどうか確認してください。
保証期間が設定している契約書の場合は安心できますが、その内容も説明が必要です。
民法上は1年間は瑕疵担保責任の範囲ですから、欠陥があれば遠慮なく申し出ましょう。