外壁塗装を自分ですることはできる?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装はお金がかかるのでできることなら自分でしたいと考える人は多いでしょう。
近年ではDIYをする人が増えてきており、ホームセンターなどには様々なDIYグッズが販売されています。
それらを利用すれば自分で外壁塗装をすることは不可能ではありません。
ここでは外壁塗装を個人でできるかどうか考えてみましょう。
自分で外壁塗装をする時には塗料選びが重要になる
DIY経験のある人であれば外壁塗装は自分でできるのでは?と考えてしまうでしょう。
もちろん業者に依頼した方が楽ですし、仕上がりも完璧ですが、自分で行えば楽しいですし、何よりもコストを削減することができるというのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。
自分で外壁塗装をする時には塗料選びが重要になります。
塗料は樹脂によって耐久性に差が出てきます。
塗料選びを間違ってしまうと、外壁塗装をしたとしても耐久性が低くなり、家の老朽化が進む恐れもありますので、塗料選びは慎重に行うべきでしょう。
塗料に含まれる樹脂は塗膜となる主成分であり、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料などがあります。
値段が安い順からアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機となり、耐久年数もアクリル塗料であれば5年程度しかもちませんが、無機塗料になると20年程度の耐久性があると言われています。
ただその分価格も高くなります。
塗料の特徴、デメリットをしっかりと把握するべき
自分で外壁塗装をする場合、塗料を選ぶ必要がありますが、その塗料を選ぶ時には特徴やデメリットをしっかりと把握しておきましょう。
例えばアクリル塗料であれば耐久性は3~5年と短いものの値段が安く、定期的に塗り替えをするのであればおすすめです。
シリコン塗料であれば、耐久性は7~10年程度であり、価格と機能のバランスがとれた塗料になります。
シリコン塗料は住宅塗装の中で最も多く使用されている塗料になり、カラーバリエーションが豊富なのも魅力的です。
それぞれの特徴、デメリットをしっかりと把握してから選ぶことで失敗が少なくなります。